●観光
芸能・芸術の島として世界的に有名で、かつ、早くからビーチリゾートが開発されてきたため、世界的な観光地となっており、島の貨幣経済は観光収入で成立していると言っても過言ではない。先進国の経済的価値を基準として比較すると物価水準がかなり低廉であるため、日本の比較的若年層でも十分楽しめることも人気の一要素で、東南アジア各地のビーチリゾートのモデルとなっている。また、この島はサーフィンのメッカのひとつで、世界中のサーファーが集まる。また、観光地はスキューバダイビングのスポットとして有名な海辺がある。トランベンという、日本軍が沈めたアメリカの輸送船リバティ号が沈んでいるスポットもダイバーの中では大変有名である。また、海辺のリゾートの印象だけでなく、山側のリゾートとして、ウブドという街があり、ここでは、質の高いバリ舞踊やバリアート、バティック等の染色技術、竹製の製品等、伝統的な文化や民芸品を見る事ができる。
バリ島では、バリヒンドゥーの人々が住む村々でバンジャールと呼ばれる、いわゆる相互扶助組織が発達し、この組織に属する事で小さい頃から隣人との助け合いの心を身につけている。そして喧嘩を好まない。この様な背景に起因することも相まって、住民の性格は大変温厚である。また、インドネシア政府も観光収入を確保するため治安の維持に力を入れており、衛生面も観光客には問題のないレベルを保っている。